永久屋(とわや)は、本場鹿児島県(奄美・喜界島)の黒糖を使った黒糖菓子、チョコ黒糖、焼きかりんとう、豆菓子を製造販売しています。

みんながあまり知らない、見た事のない健康、喜界島黒糖の作り方、製造風景を撮影しました。

2018年2月21日

本日、喜界島黒糖作りの製造風景を投稿しています。

今日は、当社工場にて喜界島黒糖をつくりました。

工場にて喜界島黒糖を作りながらいつも私たちは当たり前の事だと、または何も考えずただ黙々と作っている。

当社に社員として初めて黒糖作りを体験した時はこんなして作るのだと感動した記憶があります。

そこで今回みんなが知らない、見た事がない黒糖作りの製造風景を投稿してみようと考えました。

(島に住んでいる人は別として)

黒糖作りは

1、さとうきびを刈り取る(12月後半~5月まで)

台風が1度上陸すると約2割のさとうきびがダメになります。

12月に収穫出来るさとうきびはそのような雨、風に耐える事の出来たさとうきびのエリートなのです。

また、そのようなエリートさとうきびを保存して次の年の種苗として使います。

 

2、さとうきびを絞りさとうきびジュースにする

さとうきびを2度絞り機に通しジュースを絞り出します。

さとうきびジュースは冷して飲むと甘くて美味しいですが、少し竹のような青臭い臭いがします。

3、絞ったさとうきびを煮詰める。

約1時間30分位かけてじっくり煮詰めて水分を飛ばします。

火加減調整と、この出来上がりのタイミングが難しくここが職人の腕の見せ所です

(季節や気温、湿度、蜜の状態など見極めが違います)

火傷をしないようにきを付けて撹拌機に移します。

4、攪拌

こ撹拌機から取り出すタイミングも非常に難しい。

これ間違えると後の工程で作業する人達がとても大変!!

5、天板の上で手作業で伸ばす

 

6、一口サイズに手作業でカットして黒糖を剥がす

最後に乾燥機にて50分約80℃で水分をさらに飛ばして冷却。

袋に詰めて全国へ出荷!!(世界も行ける様にがんばろう!)

 

喜界島黒糖の紹介はこちら

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■喜界島の黒糖は、なぜ日本一の品質なのか?

黒糖というと沖縄が有名ですが、実は品質では喜界島の黒糖が一番良いと言われています。
その理由は、喜界島の地面は珊瑚隆起の島で、砂や砂利、土などが混ざり合った非常に水はけが良い土壌の為、地面に古い水がいつまでも溜まることなく、空から常に雨によって新鮮な水がサトウキビの根や葉に行き渡ります。

喜界島のサトウキビは、非常に水はけが良い土壌で常に綺麗な水を吸収することができるため、余計な不純物を含まない、非常に品質の良いサトウキビができるのです。
喜界島のさとうきびは、新鮮な水と非常に水はけのいい土壌のおかげで、アクがなく、口に入れるとサラッとしていて後味も良い黒糖を作ることができるのです。